トップページ > 土の作り方

土の作り方

ベランダ菜園のみならず、良い環境の中で野菜を栽培するには、良い土選びが かかせません。
植木鉢一つで育っていく植物にとって、畑の代わりになる土は 大変大事な要素です。
野菜栽培に必要な栄養分などがあらかじめ配合された、 野菜用培養土という土が一般に市販されていますので、 その土を使えば問題ありません。
ただ、一般に野菜用培養土といっても実際にはさまざまなので、 基本的な良い土の条件と、実際に土を購入する際の注意点を チェックしておきましょう。

良い土とは、 水の排水性と水の保水性のバランスのとれた土のことです。
土は、小さい粒子が集まって、 さまざまな大きさの粒となっています。
土の粒と粒の間に隙間ができることで、 その隙間が水や空気の通り道になるわけです。
その隙間があることで、水やりのときには水を吸収し、 水分を適度に保ちます。
水が通ったあとには、土に新鮮な空気が導かれます。
従って、良い土は触るとふわふわしていて、 適度に湿っています。
良い土の条件とは排水性と保水性のバランスが良い土ということになります。
そのような土の中でこそ植物は、しっかりと根を伸ばして 元気に育っていくことができます。

★土を購入する際のポイント

野菜栽培用や家庭菜園用と書かれた、 肥料入り培養土であれば問題ありません。
野菜用、家庭菜園用などであれば、 野菜の栽培に合った肥料が土に配合されています。
そもそも土には酸性とアルカリ性がありますが、 その中でも野菜作りに合う土は、中性から弱酸性の土になります。
酸性が強いと根から栄養分を十分に吸収できなくなり、 思ったように作物が育ちません。
その場合、 アルカリ性の石灰などを混ぜることで中性に近付けるようにしますが、 一般に市販されている培養土を購入すれば、 あらかじめ中性から弱酸性に調整されていますので、 そのまま使用できます。
栽培が終わったあとの土と、次の栽培に使う土について 一度、野菜の栽培が終わった土は、 栄養分が減っていますし、残留物質があって、 そのままの状態では次の野菜の栽培に使い回すのが よくないことがあります。
また、野菜の品種によっては 同じ土で同じ品種の野菜を続けて栽培すると、 連作障害といって、 作物が育ちにくくなることがあります。
基本的に次の野菜を栽培するときには、 土をそのまま使い回すことはしません。

★土の種類と特徴

赤玉土・・・・・関東の代表的な赤土。通気性、保水性が良い。  
腐葉土・・・・・広葉樹の落葉を腐敗させたもの。保肥力が高い。
堆肥・・・・・・・藁や家畜の排泄物を微生物により分解させたもの。保肥力が高い。  
ピートモス・・・水ごけいを堆肥させたもの。酸性度調整のものを購入する。  
パーライト・・・真珠岩を焼成したもの。通気性、排水性が高く。   

また、土を再生して使う土のリサイクルもできます。

★古い土を再使用する方法

晴れた日に土を日光に当てて、消毒します。
新聞紙などを広げて、その上に土をほぐしながら広げて 日に当てると良いでしょう。
そのときに、鉢の底に敷いた石は取り出し、 土に混じった古い根のくずやゴミなどを、取り除きます。
ふるいを使うと作業しやすいです。
次に、土の成分を再生させるため、土壌改良材を土に混ぜ合わせます。
それと同時に、元肥も加えます。
元肥とは、植え付け前の土に配合しておく肥料のことです。
ただし、病気や害虫が発生したら土の再生はやめてください。
  
★肥料について
限られた量の土の中で野菜を育てていきますので、 肥料入りの培養土を使っているとはいえ、 後々どうしても肥料分は不足していきます。
肥料分は、作物が根から吸収した分減少するだけでなく、 水やりや雨によっても土から流れ出していきます。
ベランダ菜園では、肥料の追肥はかかせません。
肥料の追肥は、 一度にたくさん与えてしまうと、根を傷めてしまうので、 使う前に、それぞれの肥料ごとの説明書きをよく読んで、 必要な分量や回数を守って使用しましょう。
たくさん肥料を与えれば、 その分野菜は早く、大きく育つのでは?と考えると思いますが、肥料の与えすぎは逆効果になる恐れがありましすので 十分注意しましょう。
肥料を一度にたくさん与えてしまうと、適度に水に溶けた肥料分と根が接します。
さまざまな成分を含んでいる根の中の液体の濃度と、 水に溶けた肥料分のどちらか濃いほうに水分が吸われていきます。
これを浸透圧現象といいます。
根が濃い肥料にさらされると、 根の中の水分が外に吸い出されてしまい根をしおれさせてしまうため、 肥料を一度にたくさん与えてはいけないのです。
肥料の種類 肥料には、液体タイプの肥料と、固形タイプの肥料があります。
液体タイプの肥料 肥料分が水に溶け込んでいるので、根からの吸収が早く、 即効性があります
反面、肥料分がなくなるのも早いです。
使い方は、 たいていのものが、原液を水で数百倍の濃度に薄め、 頻度は一週間から10日に一回程度のペースで使います。
液体タイプの肥料は、水やりもかねて肥料を追肥していきますので、 作物の様子を見ながら与えるようにします。 固形タイプの肥料 錠剤タイプのものや、粉末状のものなどがあります。
液体タイプの肥料と違って、 水やりや雨によって、少しづつ肥料分が溶け出していくので、 一度追肥を行えば、長期間にわたって効果が持続していき、 追肥にかかる手間が少なくてすみます。
使い方は、 なるべく根元から離れたところの土を軽く掘って、 肥料を埋めます。
肥料が根元に近いと水やりしたときに、 肥料分が濃い状態で根にとどいてしまい、 根を傷めてしまう恐れがあるため、 根元からはある程度離れたところに施しましょう。
あとは、水やりのときに、肥料の埋まっているところへ 水をかけるようにするだけです。 それだけで、水やりのたびに適度に肥料分が溶け出してくれます。
大体1~3ヶ月程度、持続します。
液体タイプものも、固形タイプのもの、 それぞれの肥料の種類には、数多くのものがあります。
野菜栽培用に肥料が配合されている「野菜栽培用」や、 「家庭菜園用」と表示されたもの、 具体的に個別の野菜用に作られているものなどもありますので、 それらの中から必要なものを選んで購入すると良いでしょう。

各種お問い合わせ等

関連サイト