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プランターの選び方

ベランダ菜園をする場合、ベランダの面積にもよりますが、通常のガーデニングで使うプランターよりも、なるべく広くて深さのあるものをおすすめします。
おいしくて病気にならない野菜を作るためには、良い土をたっぷり蓄えられる器が必要です。
実用性も大切ですが、インテリア感覚で選ぶのも楽しいものです。 

その理由として

1.通常の花ものよりも、多くの肥料分を必要とするため、土が多い方が良い
2.深く根を張らせることによって、地上部を安定することができる
3.支柱を立てる場合、土の部分が深いほうが安定しやすい

例)
鉢(直径30×高さ30センチ)→根の張る野菜向き 
きゅうり、ピーマン、ナス、トマト、芋類 で 1株程度、大根で2株程度、ニンジンで4株程度、インゲンで6株程度

鉢(直径30×高さ15センチ)→根の張らない野菜向き
ほうれん草、レタス、ラディッシュ、ロケット、イチゴなど

★プランターの素材

プランチーの素材はプラスチック製、テラコッタ製(素焼きの焼き物)などがあります。
プラスチック製のもの 通気性が悪いのですが、その分、土が乾きにくいともいえます。
大変軽量なので、持ち運びに便利ですし、割れる恐れもありません。
色や形が豊富にあり、見た目の質感がテラコッタ製と変わらない プラスチック製のものもあります。
テラコッタ製のもの 通気性がよいため土が蒸れにくく、 作物の根が呼吸をしやすいのが特徴です。
素焼きの焼き物のため、ずっしりと重く、持ち運びに気を使います。 質感が上質で、見た目にきれいです。
 形や大きさにもいろいろあります。
鉢やプランターは大きくなるほど一度に多くの野菜を育てられますが、 土をたっぷりと入れた鉢やプランターは、かなり重くなります。
日当たりなどの関係で動かすこともありますので、 ほどほどの大きさのものを選びましょう。

ガーデニング用品のメーカー各社より、「菜園用プランター」として、深さと奥行きが大きいサイズのプランターが売り出されています。
プランターの他にも、木の箱やバケツ、麻袋などでも 野菜を育てることが出来ます。
麻袋は、土をたっぷり入れて、じゃがいもやさつまいもを栽培するのに 向いています。
イギリスではポテト栽培用バッグという商品もあるほど、ポテトの袋栽培はポピュラーな方法です。
また、ジャガイモは、培養土などの袋を利用してつくるという、面白い方法もあります。
20リットル入り程度の培養土を一袋用意して、袋の上部を空け、下部に水抜き穴を開けたら、そのなかに種イモを植え付ければ準備完了です。
道具をほとんど使わずに野菜づくりができてしまいます。

★鉢やプランター選びで注意すること

鉢やプランターにもいろいろなものがありますが、 容器の底に水抜きの穴があいていないものを使用する場合は、 水が溜まって根腐れを起こす原因になりますので、 使用するなら、底に水抜き穴をあけてからにしましょう。

・種からはじめる栽培方法

ほうれん草や小松菜・水菜などの葉菜類や、 いんげんや枝豆などのマメ類、大根やにんじんなどの根菜類などは、 種まきから栽培をはじめます。
野菜の栽培は、苗からはじめた方が手間がかからないのですが、 これらの野菜は、種から栽培しはじめても それほど大変ではありませんから、 種まきから栽培をはじめましょう。
種まきから栽培をはじめると、少し手間はかかりますが、 苗からはじめるのとは違った楽しみが待っています。
最初はほんとに小さい種から、数日のうちに芽を伸ばしてきます。
こんな発芽の様子を見れるのも、種から栽培をはじめる醍醐味です。

種まきの基本的な手順

1.コンテナ(野菜を育てていく鉢やプランターのこと)の底に鉢底石をいれ、元肥入りの培養土を8分目あたりまで入れます。
2.土を軽くおさえて全体をならしておきます。
3.まんべんなくジョウロで水をかけ、土全体を湿らせます。
4.種をまきます。  
5.まいた種が隠れる程度の土を上にかぶせます。
6.再度、ジョウロで水をかけます。  
※このとき、水の勢いが強いと、まいた種が流れてしまうので  水はやさしくかけるようにします。

★種まき方法

種まきの種類には、鉢やプランターの土に直接種をまく、直まきと、 ビニールポットにこわけして種をまく、ポットまきなどがあります。
ほうれん草や小松菜・水菜など、短期間で収穫できるものや、 いんげんや枝豆、大根やにんじんなどは、 鉢やプランターの土に種を直まきして栽培していきます。
トマトやなすなどは、ポットまきで発芽させて苗まで育てますが、 寒い時期からの種まきで温度管理や世話にかなりの手間がかかるため、 春に出回る苗を購入して栽培した方が、簡単です。

ベランダの家庭菜園では、ほとんどが直まきなので、 直まきの方法を紹介していきます。
3種類の直まきでの種のまき方を説明します。

1.ばらまき 
平らにならした土の上に、種が重ならないようにパラパラとまきます。
軽い種や小さい種も、まきやすい方法です。
ほうれん草や小松菜・水菜、ロケットなどの 間引きながら食す野菜向きです。
丸い鉢を使うなら、この方法が便利です。

2.すじまき
棒などを使って、土に深さ1cmくらいのすじの溝をつけます。
その溝に重ならないようにして、種をまいていきます。
ほうれん草や小松菜・水菜、にんじんなどに向いています。
横長のプランターを使って栽培するなら、この方法が便利です。
溝は1本、または2本平行につけるようにします。
固形タイプの肥料を追肥で使うときには、溝と溝の間に使えば 肥料が均等にいきわたるので、追肥作業も簡単にできます。

3.点まき
丸い瓶や缶の底を土の上から軽くおしつけて、 深さ1cmくらいの穴をつくります。
穴1か所につき、3~4粒の種をまきます。
いんげんや大根、かぶ、ラディシュなどの、 比較的広い株間が必要な野菜に向いています。
必要な株間を空けて、鉢の中数か所に種をまく方法です。


★種まきあとの覆土について

基本的に、多くの種は発芽するのに日光を嫌うため、 まいた種にはしっかりと土をかぶせるようにするのが基本です。
しかし、中にはバジルやレタス、春菊などのように、 日光に当たることによって、発芽が促される種もあります。
これらは好光性種子といいます。
こうした種は、上にかぶせる覆土を少なくするようにします。
間違ってしっかり覆土しますと、発芽しないこともありますので 注意しましょう。
種まき後の手入れ まいた種が発芽するまでは、絶対に乾かさないことが大切です。
とはいっても、余分な水のやりすぎもいけません。
適度な湿り気を保つようにしてください。
最初にたっぷり水を与えたら、その後は乾燥に注意していれば、 そんなに神経質に水をあげることもありません。
土が乾いてきたら少し湿り気を与える程度にしておいてください。
気候などによって早く乾燥するようでしたら、 鉢やプランター全体を新聞紙などで覆ってしまうのも良い方法です。
その場合、発芽したらすぐに新聞紙をはがしてください。
徒長とは 日照不足や水分過多などで、間延びして発芽してしまった 芽のことをいいます。
徒長した芽は、節間が間延びしてしまっているので、 そのまま育っても茎や葉が弱々しく、 よい作物には育っていかないのです。
種が発芽したら、 芽が込み合っているところを数回に分けて、間引きをします。
間引きとは 種まきは、種同士が重ならないようにまくことが基本ですが、 それでも、密集して発芽してしまうところが出てきてしまうものです。
密集したまま育つと、葉と葉が重なり合って、日当たりや風通しが 悪くなりますし、根を張るスペースも重なるため、栄養分が互いに 十分とれなくなります。
そういった理由で、作物が健全に育つように、わざと、芽を 摘んでいくことです。 間引きは一度に終わらせるのではなく、 込み合ったところを、数回に分けてやっていきましょう。
一度に終わらせてしまうと、その後に病気や害虫などに やられてしまう可能性もあるからです。
 葉が重なり合って邪魔なようなところから、 少しずつ間引いていきます。
 間引くときは、残すほうの芽をいためないように注意しましょう。
指で摘みにくい場合には、ピンセットを使うと便利です。
 間引いた後は、根の周りの土をしっかりさせるため、 水やりをします。
 間引く芽は、葉の形がいびつなもの、生育がよくないもの、 徒長したものなどを優先して、根ごと摘んでいきます。
ある程度育ってから間引く場合は、 根がしっかり張っていて引き抜きにくくなっているので、 根は残して茎の根元からはさみで切るようにしてもかまいません。
苗からはじめる栽培方法 トマトやなす、きゅうりなどは、植え付け時期が近づいてくるころには 苗が売っているので、苗から栽培をはじめましょう。
家庭菜園は、なるべく手間をかけずに楽しみたいですから、 苗が売っているものであれば、それを利用しない手はありません。
作物の出来栄えや収穫量は、 苗の良し悪しによって大きく変わってきます。
トマトやなすなど果菜類では、 良い苗を育てるのは、難しいことなので、 売っている苗を利用しましょう。
良い苗とは、 茎が太くがっちりしていて、 葉と葉の間の節間が短く、 葉の色と形の良いものです。
苗を購入するときには、 土が乾燥していないか、 病気だったり害虫の被害にあっていないか、 などもよく見てください。 野菜の苗は、 植え付け時期が近づくと前もって出回ってきますが、 まだ買うには早いからとのんびりしてると、 いざ買おうとしたときに良い苗が残っていなかったり、  目当ての野菜の苗がなくなっていたりします。
苗の植え付けについて 苗が手に入ったら、早めに植え付けしましょう。
鉢やプランターは、それぞれの野菜に合った大きさのものを 使いましょう。
苗の植え付け方 鉢やプランターの底に鉢底網を敷いてから、鉢底石を入れます。
排水をよくするのなら、鉢やプランターの1/5くらいまで 鉢底石を入れても良いです。
その上に肥料入りの培養土を、鉢やプランターの八分目くらいの 高さまで入れます。
土を手で軽く押さえて、表面を整えるようにしておきます。 苗はポットから取り出したら、土ごとそのまま植えつけますので、 植え付ける側の土の方には、苗が土ごと植えつけられるくらいの ちょうどよい穴を開けておきます。
そこに土ごと苗を入れたら、苗の土と植えつけた側の土の高さを 合わせるようにします。
苗の土には、その苗の根が張りめぐっているので、 苗を植え付けるときには土を崩さないように、注意して下さい。
あとは、たっぷりと水を与えておきます。
鉢の底から水が流れ出てくるくらいまで、水をあげて下さい。

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